短期トレードの心得
短期トレードではじめに心得て置くことは、金を儲けようと考えないことらしいです。
短期トレードの自分の利益は他人の損失、短期トレードは何も生み出さない、わかりやすく言えば短期トレーダーのすべての収支を足すとゼロになる。ゼロサム・ゲームをやっているとキモに命じておくことです。
ホントは短期トレーダーと長期トレーダーを明確に区分することは難しいはずです。短期トレーダーの中にもより長期、スウィングトレード寄りの方もいらっしゃいますし、短期と長期分けてトレードする方もいるかもしれません。ですが初心者でそういうグレーゾーンを設けておくと一度下がった銘柄がまた値上がりするかもしれないという淡い期待をいだいてしまいズルズルと損切りできずにホールドしてしまってドンドン損失が大きくなってしまうらしいです。
ですので、儲けようとする欲が出るほど甘い世界ではないようで短期トレードで生き残る。サバイブするという心構えがちょうどいいらしいです。
例えば2車線幹線道路の次の交差点で右折しなければならないとします。普通のドライバーさんだったら、曲がる一つ手前の交差点をすぎたら交差点の右折ラインに入りやすいように右側に車線変更すると思います。ですが短期トレードでこういうことをやってしまっては駄目なんだと思います。右折した交差点の先に大型ショッピングモールがあるとしましょう。すると他の車も皆右折しようとして車線変更して、右車線の流れが悪くなってしまうことになるので。短期トレードでサバイブするためには右折する交差点ギリギリまで左車線を維持するいしかないのです。本当に稼いでいる短期トレーダーさんをドライバーに例えるなら、右折する交差点の信号が見えてきても左車線を維持、交差点に近づいて右折ラインが近くに見えてきて初めて右車線の遅い車の前の空いたスペースに車線変更するでしょう。これは危険の伴う行為ですし、もしかしたら連休中で右車線はギチギチに車が詰まっているかもしれません、だからといって早め早めに右車線に寄るようでは短期トレードでは勝っているトレーダーに自分の金を提供していることになってしまうのです。短期トレードで生き残るためには人間本来の生存本能に逆行することをしないといけないらしいです。とてもストレスのかからることらしいです。
